液体肥料の種類や特徴・メリットからおすすめ資材のご紹介も!

チュートリアル 更新日:

「作物の収穫量が天候に左右されやすいことが悩み」

「もっと葉色のよい勢いのある作物に育て上げたい」

「即効性のある資材はないかな?」

このように考えている方には、液体肥料がおすすめです。液体肥料は、固体肥料に比べて吸収が速く即効性があります。

目に見えた効果を実感しやすい液体肥料ですが、注意すべき点があり目的に応じた使い分けを行う必要があります。

そこで本記事では、以下の点について解説します。

目次

    液体肥料を作物栽培に活かし、実入りのよい収穫物を得るためにもぜひ本記事を参考にしてみてください。

    液体肥料の種類

    液体肥料の種類

    液体肥料の種類は、含まれる成分によって単一栄養肥料とバランス栄養肥料に分けられます。単一栄養肥料には1種類の成分しか含まれませんが、バランス栄養肥料には複数の種類の成分が含まれており施用の上で大変便利です。

    また、液体肥料は原料の違いによって化学肥料を原料とする化学液肥と、動物由来の有機物を原料とした有機液肥に分けられます。現在流通している液体肥料の多くが、化学液肥です。

    液体肥料の特徴やメリット

    液体肥料の主な特徴は以下のとおりです。

    • 即効性
    • 均一な栄養供給
    • 吸収効率の向上
    • 調節が容易
    • 追加成分や微量元素の含有

    液体肥料は植物に速やかに吸収されるだけでなく、施用する上での利便性も多く備えています。1つずつ詳しくみていきましょう。

    1.即効性

    液体肥料は、即効性に優れているのが大きな特徴です。化学肥料と比べても、直接根や葉から吸収されるので、作物に速やかに栄養を届けられます。作物の生育が旺盛な時期はもちろん、日照不足や地温低下などの外的要因の影響を受けるときでも活用できます。

    2.均一な栄養供給

    液体肥料によって、均一な栄養供給が可能です。液体肥料は各成分量が数値で示されているため、作物に与える栄養管理をしっかりと行えます。また、各成分が液体に溶かしてあるため、栄養素をまんべんなく与えられます。

    3.吸収効率の向上

    液体肥料は、栄養素を水に溶かしているため吸収率の向上が期待できます。液体の性質上、液体肥料を与えると作物の根や葉の表面に付着するため、栄養素を効率的に与えられます。

    4.調節が容易

    液体肥料は、原液を希釈して与えるのが一般的です。作物や栽培時期に応じて、希釈倍率を容易に調整できるのはメリットといえます。また、施用方法には土壌散布や葉面散布などがあるため、作物の種類や生育状態に応じて調整も可能です。

    5.追加成分や微量元素の含有

    液体肥料には、窒素・リン酸・カリの肥料3要素だけでなく、微量元素なども含有している製品があります。微量元素とは、以下のような成分です。

    • マンガン
    • 亜鉛
    • ホウ素
    • モリブデン

    作物が必要とする量は微量ですが、不足すると作物の生育に悪影響を与えるため、微量元素は大変重要です。

    液体肥料を使用する際の注意点

    液体肥料を使用する際には、与える量や濃度に注意しましょう。液体肥料の与えすぎは、肥料やけを引き起こすリスクがあります。肥料やけによって、作物の根に悪影響が出て萎凋や枯死にならないよう、常に作物の状態をみることが大切です。

    また、希釈液は保管せずにその日のうちに使い切りましょう。希釈した液体肥料は、化学変化を起こしたり、夏場は藻が生えたりします。貯蔵や取り扱いに注意し、その日に使う量から逆算して、どれくらいの量の原液を使えばよいかを考えるようにしましょう。 正しく液体肥料を使用するためには、容器ラベルに記載されている用法に従うことが大切です。

    液体肥料の選び方とおすすめ資材の紹介

    ここでは、液体肥料の選び方とおすすめの資材について解説します。栽培している作物や栽培時期によって、使うべき液体肥料が異なります。適切な液体肥料を選ぶための参考にしてみてください。

    選び方

    液体肥料を選ぶ際には、主に以下のポイントを意識しましょう。

    • 製品の品質
    • 成分
    • 製造元の信頼性
    • 適用範囲

    普通肥料は見た目だけで品質や効果を判断できないため、法令により保証票の添付が義務付けられています。購入する際には、どのような成分がどれくらい含有されているかを確認するために、保証票を確認しましょう。

    また、液体肥料の製造元についても確認が必要です。古くから肥料などの農業資材を扱い、生産者から信頼を得ている実績のある会社の製品を選ぶと安心です。

    液体肥料には原液を希釈して使用する製品と、そのまま使えるストレートタイプの製品があります。前者は濃度調整ができるので、さまざまな作物について幅広く施用が可能です。一方で、ストレートの製品は施用したい箇所に簡単にスプレーできるなど、使い勝手の良さが特徴です。

    施用したい作物の適用範囲を考えて、どちらのタイプを購入するかを考えましょう。

    おすすめ資材

    こちらでは、おすすめの液体肥料を2つ紹介します。

    • Tecamin Max
    • アミハート®

    成分の違いによって効果も異なるため、個々のお悩みに応じた製品を手に取ってみてください。

       Tecamin Max

    Tecamin Maxは、グルタミン酸を豊富に含んだ葉面散布剤です。作物の葉に直接施用することで細胞壁から速やかに吸収されます。グルタミン酸が作物の体の土台を作り、生育をサポートします。Tecamin Maxは、以下のようなお悩みを抱えている方におすすめです。

    • 収穫物の実入りをよくしたい
    • 生育具合が天候に左右されたくない
    • 養分吸収をしっかりさせたい

    曇天で光合成効率が低下したり、低温によるストレスを受けたりする環境下においても、作物の健やかな生育をサポートします。

    >>Tecamin Maxを試してみる

    アミハート® 

    アミハート

    アミハートは、核酸を豊富に含んだ液体肥料です。核酸には発根作用があります。北海道大学が行った水稲無菌水耕栽培の対照試験では、作物に核酸を施用して24時間後に発根効果があることが認められており、その効果は5日間継続しました。

    アミハートの核酸は単分子処理されているので、速やかな吸収が期待できます。アミハートは、以下のようなお悩みを抱えている方におすすめです。

    • 作物の根張りをよくしたい
    • 生育を早めて成り疲れを予防したい
    • 日照不足や高低温などの環境ストレスを予防したい

    根は作物全体を支える重要な器官です。豊かな根が、作物の丈夫な体を支え育てます。

    >>アミハート®を試してみる

    液体肥料の最新技術と展望

    平成30年から令和2年の間に京都大学などが行った共同研究では、グルコン酸銅を含むバイオスティミュラントが糸状菌病や細菌病の双方に対して防除効果があることが実証されました。

     

    また、イチゴの挿し苗にこのバイオスティミュラントを散布すると、発根・活着を促進する効果が認められたり、イチゴやナスに定期的に散布することで収量が1.2倍に増加することが確認されたりしています。

     

    収量アップに貢献するバイオスティミュラントを施用する場面は、今後ますます増えてくることが予想されます。将来的には、農業現場の細かいニーズに応えられる製品も販売されるでしょう。

     

    味の素ヘルシーサプライは、アミノ酸や核酸の研究を長年行った経験をもとに、生産者様のお悩みに寄り添えるバイオスティミュラントを提供しています。今後も、農業現場の多様なニーズに対応できるバイオスティミュラントを開発してまいります。

     

    作物を栽培する中でお悩みをお持ちの方は、ぜひ味の素ヘルシーサプライの製品をご利用ください。

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