アジフォルアミノガード|プロ農家向けおすすめ農業資材・肥料の紹介

チュートリアル 更新日:

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「実際の施用事例について知りたい」

「アジフォル®アミノガード®701と544の違いは何だろう?」

このようなお悩みを抱えていませんか?アジフォル®アミノガード®は、肥料3大栄養素やミネラル、アミノ酸をバランスよく含んだ葉面散布剤です。作物が根痛みによって根から養分を吸収できない場合でも、葉面から施用することで大きな効果を発揮します。

そこで、本記事ではアジフォル®アミノガード®が、作物栽培のどのような問題点を解決するかも含めて、以下の点について解説します。

  • アジフォル®アミノガード®の商品概要
  • 資材メカニズム
  • 施用方法と実際の施用事例

アジフォル®アミノガード®は、希釈濃度を適切に調整することで多くの作物で施用可能です。病害や外的ストレスに左右されず収量を安定させるために、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

商品概要

 

アジフォル®アミノガード®は、作物に高濃度アミノ酸やミネラルを補給できるバイオスティミュラントです。ミネラルとして銅・亜鉛・マンガンなどが含まれています。

また、作物の生育に必須の3大栄養素である窒素・りん酸・加里もバランスよく含んでいます。ここでは、アジフォル®アミノガード®の基本情報や期待できる効果、製品の特性について解説します。

基本情報

アジフォル®アミノガード®には、作物の生育ステージに合わせて701と544の2種類があります。それぞれの基本情報は、以下のとおりです。

アジフォル®アミノガード® 701には、保証成分として窒素・カリ・マンガン、効果発現促進剤として銅・亜鉛が含まれています。一方、アジフォル®アミノガード®544には、保証成分として窒素・リン酸・カリ・マンガン、効果発現促進剤として銅・亜鉛が含まれています。

アジフォル®アミノガード® 544には、実肥(みごえ)とも呼ばれるリン酸が含まれているのが特徴です。リン酸は花や果実が育つ生殖成長期に多く必要とするため、701を栄養成長期期、544を生殖成長期と使い分けると良いでしょう。

また、その他成分として含まれる遊離アミノ酸には、植物の病害抵抗性関連遺伝子の発現を上昇させる効果が認められています。

効果 / 製品の特性

アジフォル®アミノガード®を施用することで、得られるメリットは以下のとおりです。

  • 暑熱期でも苗質の維持が可能
  • アミノ酸やミネラルを葉面散布によりすばやく吸収させられる
  • 農薬と混用することで効率的な作物栽培が可能
  • 外部環境の変化によるストレスにも強い作物を育成できる

アジフォル®アミノガード®には、アミノ酸が遊離アミノ酸として配合されているため、作物に吸収されやすいのが特徴です。農薬と混ぜて施用ができるため、相乗効果が期待できます。

また、作物によっては育苗期が夏の高温期と重なる場合があります。近年は気候変動の影響で平均気温が上がっているため、温度上昇が作物に与える影響を軽減し、苗質維持の対策としても有効です。

アジフォル®アミノガード®の資材メカニズム

アジフォル®アミノガード®が作物に与える大きな影響は、病気に対する抵抗性の獲得です。アジフォル®アミノガード®に含まれるアミノ酸発酵液には、副次的に病害抵抗誘導効果があることが分かっています。

アジフォル® アミノガード®を施用すると、作物は病原体が侵入してきたと勘違いし自己防衛機能が働き、キチナーゼやグルカナーゼなどの植物病害関連タンパク質が発現します。キチナーゼは、塩ストレスなどの外的ストレスにも有効な生体防御酵素です。

 

上に示したグラフでは、アジフォル®アミノガード®を施用した場合は、無施用の場合に比べてキチナーゼの発現がおよそ2.7倍も高くなっていることが分かります。

 

施用方法

 

アジフォル® アミノガード®は、育苗時と本圃定植後に月に2〜4回、葉面散布で施用します。10aあたりの施用量の目安は、以下のとおりです。

さらに、作物の種類に応じた施用時期と希釈倍率は以下のとおりです。

アジフォル®アミノガード®は、多くの種類の作物に対して施用できます。一方で、実際の作物の生育状況に応じて施用量や回数・希釈倍率の調整が必要です。

アジフォル®アミノガード®の施用時には、以下の点に注意しましょう。

  • 冷暗所に保管し、希釈した液はその日のうちに使い切る
  • アルカリ性の資材・その他の農薬との混用は避ける
  • ミネラルを多く含む資材と併用する際は、沈澱が生じないか確認してから使う
  • 成分が分離したり結晶ができたりしやすいため施用前によく振る

アジフォル®アミノガード®を以下のような作物に施用する際には、希釈濃度によっては葉焼けやシミが生じることがあります。2000倍以上に希釈し、あらかじめ問題がないことを確認してから施用しましょう。

  • アブラナ科作物
  • ラン
  • カーネーション
  • バラの幼植物

アブラナ科作物には、キャベツや小松菜・ブロッコリーなどがありますが、これらの葉物野菜は高い濃度で施用すると障害が出ることがあるので注意が必要です。

施用事例

 

アジフォル®アミノガード®の実際の施用事例についてみていきます。1つ目の事例は、リンドウに対してアジフォル®アミノガード®を3回葉面散布したときの未施用時との比較です。

アジフォル®アミノガード®を施用することで、未施用時に比べて樹勢が良く葉色が鮮やかになっていることが分かります。また、1本1本の茎が太くなりまっすぐと伸びているのが確認できます。

2つ目の事例は、根痛みのイチゴに1,000希釈したアジフォル®アミノガード®を週1回、2ヶ月間にわたって葉面散布したときの比較写真です。

未施用時と比べると、アジフォル®アミノガード®の施用によって樹勢が回復し、本来の葉色を取り戻していることが分かります。 根からの養分吸収が難しい場合でも、アジフォル®アミノガード®の葉面施用でしっかり養分を届けることが可能です。

3つ目の事例は、台風によって大きな被害を受けたアスパラガスの圃場の事例です。アジフォル®アミノガード®の希釈液を週1回、計3回葉面散布した結果は以下のとおりです。

アジフォル®アミノガード® 週1回、計3回葉面散布

アジフォル®アミノガード®施用前には黄色く枯れていたアスパラガスが、施用後には新しい2次葉が出てきて葉色にも改善がみられました。

まとめ

アジフォル®アミノガード®には、作物の生育ステージに応じて「701」と「544」の2種類の商品が用意されています。窒素・リン酸・カリの3大栄養素や、銅・亜鉛などのミネラルが適度なバランスで配合されているのが特徴です。

アミノ酸とミネラルの同時補給による樹勢、生育の向上やストレスに強い作物の生育が可能になります。ぜひ、本記事の内容も参考にしながらアジフォル®アミノガード®の導入をご検討ください。

 

>>アジフォル®アミノガード®の詳細はこちら

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