意外と知らない!?植物への核酸の効果って?

チュートリアル 更新日:

植物への核酸の効果

みなさん、「核酸」という成分を聞いたことはあるでしょうか?実は植物にとって核酸は非常に有効な効果を発揮してくれる成分なのです。この記事では核酸の植物への効果を知っていただき、健全な作物の栽培にお役立ていただければ幸いです。

【この記事で紹介されるバイオスティミュラント】

目次

    1. 核酸について

    核酸は、「DNA」や「RNA」といった生物の遺伝やタンパク質合成、細胞の分裂・分化を支配している重要な物質の総称です。味の素の農業資材に含まれる「イノシン」は植物を原料とした「発酵法」で作られます。また、イノシンはイノシン酸ナトリウムとなることで、かつおだしのうまみ成分を持つうま味物質となり、味の素うま味調味料の「味の素®」や「ハイミー®」に使われています。

    核酸

    2. 核酸の効果で植物の根が増える!?

    核酸(イノシン)は、植物の根に直接触れることによって根の量を増やす効果が確認されています。北海道大学と味の素との共同研究では、トマトの根に核酸を施用することにより根毛が増え、根張りが促進されることが分かりました(下図参照)。

    北海道大学と味の素との共同研究

    また、根毛は根を地中につなぎ止めると共に、地中の水や養分を吸収する役割を担っています。根毛の増加により養分吸収が促進されることで、地上部の生育向上にも良い影響を与えます。東京大学と味の素との共同研究では、味の素の核酸資材「アミハート®」をトマトの幼苗に施用することにより、土壌中の養分(リン酸)をより多く吸収することが確認されました(下図参照)。このように、核酸で根張りを促進させることで植物の養分吸収を向上させ、作物の健全な生育をサポートする効果が期待できるのです。

    福島大学と味の素との共同研究

    2-1. 核酸の効果の持続時間は?

    それでは、核酸は作物に施用してからどれくらいで効果が現れるのでしょうか?過去の試験において、核酸は作物に施用してから24時間後に発根効果が発現し、その効果は5日間程度持続することが分かりました。核酸の効果を持続させるためにも、7日〜10日に1回の頻度で核酸資材を施用することをおすすめしています。

    核酸の効果

    引用データ:北海道大学論文
    ※引用文献の図を一部改変

    3. 核酸で植物の健全な生育をサポートするために

    近年は各地で予期せぬ天候不良や異常気象が多発するようになり、作物の安定的な生産に頭を抱える農家さんも多いのではないでしょうか。万が一、作物がダメージを受けてしまっても、すばやく生育をサポートしながら健全で安定的な生育を維持できるのが理想ですよね。そんな時には、味の素の核酸資材「アミハート®」を使ってみてはいかがでしょうか。アミハート®は植物の根張りを促進させる「核酸」を豊富に含んでおり、含まれる核酸は単分子のため吸収の良さに優れています。アミハート®は潅注施用、葉面散布での使用が可能です。施用のポイントは、根に散布液が染み込むようたっぷりと施用することです。 特に定植前後や生育初期の段階でご使用頂くと、根の活着が良くなり健全な初期生育を促します。また、植物体の生育が弱くなる生育後半にご使用頂くと、核酸の根張り促進効果により「なり疲れ」等を軽減する効果が期待できます。

    丈夫な根をつくり、植物の健全な生育を保つためにも、ぜひ味の素の核酸資材をご活用ください。

    アミハートフルボ酸資材

    参考文献:

    味覚ステーション(mikakukyokai.net)
    ・「Tokuhisa, Dai; Okazaki, Keiki et al. 2009. Rice Root Growth with Increasing in Plant Hormone and Allantoin by Inosine in Nutrient Solution. The Proceedings of the International Plant Nutrition Colloquium」

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