ゼロからわかるテカミンフラワー その4(全4回)

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この記事では、味の素ヘルシーサプライ株式会社がアグリテクノ社とのパートナーシップの基で提供しているバイオスティミュラント製品「テカミンフラワー」について、対話形式でやさしく解説します。ぜひお気軽にお読みください。

目次

    【登場人物】

    ■池田亜美(あみちゃん)

    農家を営む親戚がいることから、農業に興味を持ち始めた小学6年生の女の子。研究熱心で親戚からいろいろ教わっている。

    ■アグリ先生

    あみちゃんの親戚で農業を営んでいる。農業資材にも詳しく、あみちゃんからは先生と呼ばれ慕われている。

    1.施用時期と施用方法

    あみちゃん

    ー アグリ先生、今日はテカミンフラワーを使うタイミングと実際の使い方を教えてほしいです。

    アグリ先生

    ー じゃあリクエストに答えて、今日は施用する時期とテカミンフラワーの効果的な使い方について解説するよ。

    その前に、テカミンフラワーのコンセプトと機能を復習しておこう。

    アグリ先生

    ー テカミンフラワーが「開花プロセスを促進して、花芽の充実、受粉率を高めることで収量増加に貢献する」というコンセプトで開発されているのはもう理解したかな?

    あみちゃん

    ー はい。テカミンフラワーが開花プロセスに特化していることもしっかり覚えました!

    アグリ先生

    ー そしてテカミンフラワーの機能は、大まかに2つに分けられるよ。

    • モリブデンやホウ素、リン酸など開花に必要な成分や物質のタイムリーな供給
    • T6Pによる遺伝子発現や植物ホルモンの活性化による開花プロセスの促進

    テカミンフラワーのコンセプト機能は忘れずに覚えておこう。
    では、さっそく散布時期についての解説を始めようね。

    テカミンフラワーの散布時期

    アグリ先生

    ー テカミンフラワーの散布時期として、特に重要なのは花成誘導期と開花期だ。
    つまり、花芽が形成され始めるタイミングと開花する直前のタイミングだね。

    あみちゃん

    ー 2回もテカミンフラワーを散布するの?

    アグリ先生

    ー そうだね。一般的には、花成誘導期と開花期の2回に渡って散布するのが望ましいとされているよ。

    アグリ先生

    ー まずは、開花プロセスの初期の段階となる花成誘導期での散布だ。

    芽が葉になるか花になるか選ぶタイミングで散布することで、花芽の細胞も増加するよ。この段階で花芽数が少ないと、当然、開花数は少なくなってしまう。したがって、花芽の数が決まる花成誘導のタイミングでの散布がとても重要になるんだよ。

    さらに花成誘導期と花芽文化期は短期間で移行するから、この後に続く花芽分化期の間も開花プロセスをサポートできるんだ。

    次は、花が咲く直前の開花期だ。

    植物が元気な状態で花を咲かせて結実するまでには、相当なエネルギーや糖分が必要になるよ。もし開花期にエネルギーが不足すると、せっかく開花誘導期で花芽の数を増やしても、花が咲かなかったり果実が実らなかったりと開花に影響を及ぼしてしまうんだ。

    だから、エネルギー不足による花の枯死や落花、落果を防ぐために開花直前のタイミングでテカミンフラワーを散布することが重要になるんだよ。

    ただし、散布時期はテカミンフラワーを使う目的や意図によっても変わるのと、植物の種類によっても推奨される散布時期が異なるから注意が必要だよ。

    あみちゃん

    ー 花を咲かせて果実を収穫するまでにテカミンフラワーを2回散布する必要があるんだね。でも植物によってタイミングが違うなら、花成誘導期と開花期以外に散布する植物もあるんだよね?

    アグリ先生

    ー 花成誘導期と開花期以外のタイミングで散布した方がいい植物もあるよ。じゃあ、具体的な植物を例にして解説しようか。

    テカミンフラワーが気になる方はこちら

    作物別の施用時期・タイミング

    アグリ先生

    ー さっきも解説したように、テカミンフラワーを施用するタイミングは目的や意図のほか、育てる作物によっても変わってくるんだ。なかには、同じ種類とされている作物でも、テカミンフラワーを散布するタイミングや回数が異なることもある。

    まずは穀物類から見ていこう。

    ①穀物類

    アグリ先生

    ー 穀物類は「一年草」と呼ばれていて、開花プロセスのサイクルが一年で終わるんだ。翌年の開花プロセスと重ならないのが特徴だね。

    穀物類の開花プロセスだと、花成誘導は栄養成長の前期あたりのタイミングで起こるんだ。一般的に考えると、植物は栄養成長がある程度進んだ後に生殖成長、つまり開花プロセスを始めるんだけど、穀物類の場合は栄養成長が少し進んだくらいで生殖成長が始まるんだ。

    ようするに、穀物類は他の植物と比べて、とても早い時期から開花プロセスが進むということだね。

    したがって、穀物類には花成誘導の開始のタイミングと、開花期の開花直前のタイミングでテカミンフラワーを施用するのが理想的だよ。特に、開花期は花の枯死や落花を防ぐためにエネルギーが必要となるからね。受精数を増やすにも、効果的なタイミングだよ。

    あみちゃん

    ー 穀物類ってお米や小麦ですよね? どちらも同じタイミングで散布していいの?

    アグリ先生

    ー 米と小麦は同じ穀物類だけど、実はテカミンフラワーの施用時期は少し違うんだ。作物別のベストな散布時期は、次のようになるよ。

    ・米

    施用タイミング:花芽が形成され始める時期+開花する直前の時期=計2回

    ・とうもろこし

    施用タイミング:花芽が形成され始める時期+開花する直前の時期=計2回

    ・秋撒小麦

    アグリ先生

    ー 秋撒小麦の場合は、開花プロセスの各ステージが少し複雑なんだ。

    まず、テカミンフラワーの施用タイミングとして優先する時期は、花成誘導期と穂ばらみ期になるよ。どちらの時期も花の枯死が課題となりやすいから、テカミンフラワーのサポートが必要になるんだ。

    アグリ先生

    ー まずは花成誘導期にテカミンフラワーを散布しよう。花成誘導の開始時期(=幼苗期)から約2〜3週間後がベストタイミングだよ。

    小麦の場合、新しい茎が出てくる分げつが始まる直前にあたる幼苗期の途中から花成誘導が始まるんだ。そして起生期から幼穂形成期(ようすいけいせいき)にかけて、花芽分化が進んでいくよ。

    小麦の分げつは、種まきから30〜40日後、本葉が3〜4枚展開した頃に始まるんだ。穂を実らせる分げつを増やして、成長をサポートするのが収量増加の第一歩となるから、この時期に散布しておくのがポイントだよ。

    分げつ期は花成誘導が始まる時期でもあるから、植物ホルモンのフロリゲンの誘発が促進されることによる花芽の数量増加が期待できるんだ。

    ただ、秋撒小麦の場合はせっかく小花(しょうか)が形成されても、多くは枯死してしまうんだよ。分げつ期の早い段階で生穂(しょうすい)が始まって分げつが終わる頃には発生しなくなるんだけど、1つの生穂には6〜12の小花が形成されても、ほとんどが開花前に枯死してしまうんだ。収量をアップさせるには、大事な小花の枯死は防がなければならないよね。

    そこで活躍するのがT6Pだよ。T6Pは小花が枯死しないように、糖シグナルを送ってくれる。実際に糖分があってもなくても糖シグナルを送るから、小花の生存率を高めるのに効果的なんだ。より正確にいうとT6Pは、植物内で糖代謝の調節因子として機能し、エネルギー供給や代謝経路の調整をすることで小花の生存率を高めているんだ。同時に植物ホルモンの働きと連携して、開花プロセスや花芽の発達を促進するんだ。最終的には収量アップにも繋がる大事な時期だから、分げつ期でもある花成誘導期にテカミンフラワーを散布するのが有効となるんだよ。

    あみちゃん

    ー 開花プロセスのあちこちで活躍していたT6Pだ! 確か、テカミンフラワーに配合されている糖とリン酸が材料となって、植物内で作られるって習いました。

    アグリ先生

    ー そうだね。小麦の分げつを増やすには、2つのポイントがあるよ。

    • 秋口の生育初期に樹勢がよく、しっかりと光合成をして糖とエネルギーが蓄積されていること
    • 分げつを促進するサイトカイニンを誘導させること

    この2つのポイントをおさえるために、栄養吸収をサポートするテカミンマックスや、ストレス耐性が向上するアミハートなどの資材を活用するのがおすすめだよ。テカミンマックスやアミハートで植物に養分をしっかりと蓄積させて、成長促進作用のあるアグリフルでサイトカイニンを誘導させることが大切なんだ。

    あみちゃん

    ー 分げつを増やすには、テカミンフラワー以外の資材の協力が必要なんだね。作物はたくさんの資材によるサポートによって作られていくんだね。

    アグリ先生

    ー ここで、ひとつ例をあげるね。

    北海道で栽培する場合、秋撒小麦の幼苗期はだいたい10月上旬に始まるよ。そして休眠を経て休眠後に起生期が始まり、4月下旬〜5月上旬頃に終わるんだ。

    そうなると、花成誘導は幼苗期の開始から約2〜3週間後に始めると考えられているから、その前に散布するのが施用タイミングということだよ。そうすると、次のような効果が期待できるんだ。

    • 植物ホルモンの誘発促進
    • 糖分の効率的な蓄積
    • 細胞分裂時のサポート

    この時期は花芽が形成され始めるタイミングだから、テカミンフラワーに含まれる成分がフロリゲンの誘発を促進するんだ。おかげで植物は積極的に花芽を作ろうとしてくれるから、花芽の増加が期待できるんだよ。

    あとは花芽の形成に必要な糖分を効率よく蓄積し始められたり、活発な細胞分裂において必須なリン酸を補給できたりと、テカミンフラワーが効率よく作用するんだ。

    あみちゃん

    ー 花成誘導のタイミングで散布する時は、北海道の秋撒小麦だと10月下旬くらいに散布するといいんだね!

    アグリ先生

    ー それじゃあ、穂ばらみ期の解説をしよう。

    アグリ先生

    ー 穂ばらみ期は穂が膨らみだす時期のことを指すよ。小麦の栽培において、穂ばらみ期から開花までの時期が最も花の枯死が起こりやすい時期なんだ。
    枯死を最小限に抑えるために重要なことは次の4つになるよ。

    1. 植物が抱えるストレスを最小限にする
    2. 栄養供給をしっかりおこなう
    3. 葉の窒素利用効率を高める
    4. 小花の生育速度を早める

    以上の4点に対応するためには、このタイミングでのテカミンフラワーの散布が重要となるんだ。さらに、栄養効率やストレス耐性を向上させるアグリフルやアミハート、テカミンマックスといった資材を併用するのもポイントだよ。

    施用タイミング:幼苗期(分げつ期)+穂ばらみ期=計2回、他資材との併用推奨

    アグリ先生

    ー 1回目の施用タイミングは、花成誘導の分げつ期が始まってから約2〜3週間後だよ。次の休眠期のために、植物内に栄養分を蓄えておかないといけないから、テカミンフラワーとアミハートやアグリフルを併用して必要な栄養分を準備しておこう。

    2回目の施用タイミングは穂ばらみ期の初期だ。この時期は、特に花の枯死が起こりやすいから、1回目と同じように他の資材も併用して栄養補給しておくといいね。

    あみちゃん

    ー 先生、秋撒小麦は開花期に散布しなくていいんですか?

    アグリ先生

    ー 実は秋撒小麦の場合は、開花期での散布はベストなタイミングではないんだ。

    北海道の場合は6月中旬〜7月上旬にかけてが開花期にあたるのだけど、この時期にテカミンフラワーを散布しても効果が限られてしまうんだよ。

    開花期に散布することで花の枯死を少量に抑えられるかもしれないけれど、穂ばらみ期同様、栄養補給やストレス耐性を向上させる方がとても大切なんだ。それに、このタイミングでは小花の原基(げんき)は既に退化してしまっているから、あまり効果的ではないんだよ。

    秋撒小麦でテカミンフラワーの効果を最大限生かせる幼苗期と穂ばらみ期での散布が望ましいとされているんだよ。

    あみちゃん

    ー 秋撒小麦は開花期に散布してもテカミンフラワーの効果が発揮されにくいんだね。

    ・大豆

    施用タイミング:開花初期の計1回。落花防止のために開花期中間での施用も有効

    アグリ先生

    ー 大豆の場合は、施用タイミングは開花期の1回のみだ。栄養成長前期から中期にかけて、種を蒔いてから30〜40日頃に花成誘導が始まるから、そのタイミングでの散布が最適となるよ。

    大豆の開花期は、一番花の開花が始まってから約3〜4週間続くんだ。大豆は開花プロセス自体が短いから、開花期の1回だけでも十分なんだよ。もしくは、大豆の付いた花が落ちる音を防ぐために、開花期の中間あたりで施用するのも有効だよ。

    大豆の開花プロセスの特徴は、北海道エリア以外の大豆はバラバラに花が咲くことなんだ。小豆だと北海道エリアでもバラバラに花が咲くから、1か月くらいは開花期間が続くよ。開花するタイミングがバラバラだと散布するタイミングが難しく感じるけど、最初の花が咲いたタイミングで散布するのがおすすめだ。可能ならば開花期間の途中でもう一度散布すると、より効果的だね。

    あみちゃん

    ー 開花のタイミングがバラバラでも、1番目の花が咲いたタイミングで散布すればいいんだ。とてもわかりやすいね!

    テカミンフラワーを穀物類に使ってみる!

    ②果樹類

    アグリ先生

    ー 次は果樹類の施用時期だ。果樹類の開花プロセスの特徴は、次の3つだよ。

    1. 花成誘導から結実までの期間が1年以上
    2. 休眠期間、休眠打破のタイミング
    3. 隔年結果の発生

    果樹類の開花プロセスは、花成誘導から結実までに1年以上かかるんだ。これは多くの果樹類が当てはまるよ。

    ひとつの開花プロセスのサイクルが1年以上かかるということは、その年の果実が結実しているタイミングで翌年分の花芽分化が始まってしまうんだ。つまり、開花プロセスが2年分重なって、同時進行でおこなわれていくことになるよ。そうなると、課題になるのが植物内でエネルギーの分配が必要になるから、開花プロセス同士で競合が起こってしまうのが課題だね。

    あとは休眠期間と休眠打破のタイミングがあること、隔年結果が発生する可能性が高いことも果樹類の開花プロセスの特徴だね。ただ、隔年結果に関しては、すべての果樹が当てはまるわけではないんだ。代表的なものだと、りんごや柑橘類、柿、マンゴーなどが発生しやすいよ。反対に、ブルーベリーには隔年結果が発生しないよ。

    果樹類は隔年結果への対策が大きな課題となるから、対策しておく必要があるんだ。

    あみちゃん

    ー 隔年結果ってこれまでにも何回も出てきましたよね。

    アグリ先生

    ー 果樹類を栽培するうえで、隔年結果は大きな問題となるよ。
    それじゃあ、隔年結果についてあらためて解説しておこう。

    りんごや柑橘類のように隔年結果が起こりやすい果樹類は、本年の結実期と来年の花成誘導が同時期に訪れるよ。よって、豊作の年には植物内の限られたエネルギーを、本年のために使うか来年のために使うか、どちらを優先するのかという問題が発生するんだ。

    結果的に本年の結実に多くエネルギーを使ってしまい、来年の花成誘導分のエネルギーが足りずに不作となってしまうんだよね。これが隔年結果が起こる仕組みだよ。

    では、隔年結果が起こらないようにどう対策すれば良いのか。この課題を解決するためにはテカミンフラワーの豊富な成分が役立つんだ。

    アグリ先生

    ー まず来年の花成誘導のタイミング、つまり本年の結実期にテカミンフラワーを散布することで、リン酸や糖類が植物内に吸収されてT6Pが生合成されるよ。さらにT6Pは遺伝子を発現することで、栄養やエネルギーを来年の花芽のために配分するようになるんだ。

    ようするに、テカミンフラワーを散布すると本年と来年のどちらの開花プロセスにおいても、栄養とエネルギーをチャージできるようになるんだ。どちらかを諦めなくてよくなるから、隔年結果が起こらなくなるんだよ。

    隔年結果が起こりやすい果樹に対しては、花成誘導が開始されるタイミング、もしくは花成誘導の少し前のタイミングでテカミンフラワーを散布して、花芽形成の促進と花芽の品質が向上するよう、しっかりと対策をしておこう。

    あみちゃん

    ー ほとんどの果樹類が隔年結果になるからテカミンフラワーでの対策は必須だね!

    アグリ先生

    ー それとね、中長期的に考えるならばテカミンフラワー以外にアグリフルも活用するのがおすすめだよ。

    アグリ先生

    ー 特に果樹類が休眠する前にアグリフルを散布して、植物ホルモンを活性化させておくと効果的だよ。そのほかにも、アグリフルには次のような効果が期待できるんだ。

    • 根形で作られる植物ホルモンの活性化
    • 微生物の活性化による土壌環境の整備
    • フルボ酸による土壌の通気性と保水性の向上

    アグリフルを散布して土壌環境を改善し微生物活動を活性化することで、根形で作られる植物ホルモンのサイトカイニンに似た働きをもつ物質の生成を促してくれるんだ。

    サイトカイニンとは植物の成長促進を促す植物ホルモンの一種で、花芽形成や果実の肥大、休眠打破などで重要な役割を果たしてくれるよ。

    アグリフル自体に植物ホルモンは含まれていないけど、土壌中の微生物を活性化することで微生物が植物ホルモンを作りやすい環境に整えたり、フルボ酸によって土壌中の通気性や保水性を高めたりする効果があるんだ。加えてフルボ酸には土壌中の微生物の餌にもなるから、さらに微生物も活発になるんだよ。

    あみちゃん

    ー なんだかアグリフルもすごく植物の生育に役立ちそう・・・!

    そうだ、さっき先生は同じ果樹でも隔年結果が起きないものもあるって言ったけど、隔年結果があるかないかで、施用タイミングも変わるの?

    アグリ先生

    ー いい質問だね。当然、隔年結果のあるなしで施用タイミングも変わるよ。花数を増やして果実の収量をアップするには、隔年結果が起こらないように対策しなければならないからね。それに、同じ隔年結果が起こる果樹でも、施用回数が異なるんだ。

    具体的には以下のとおりだよ。

    1. 本年の肥大停滞期
    2. 本年の収穫前
    3. 本年の開花期

    たとえば、りんごや柿の場合は、本年の開花プロセスに合わせて3回の施用が推奨されているんだ。

    対して、柑橘類の場合は推奨される施用タイミングが2回で、次のような優先順位になるよ。

    1. 翌年の花芽分化期(本年の果実肥大期後期)
    2. 本年の開花期

    あみちゃん

    ー 本当だ。りんごと柑橘類でも全然違うね。同じ果樹類なのに、施用回数とタイミングが違うんだね。

    アグリ先生

    ー 成長プロセスとテカミンフラワーの施用タイミングについて、果物別に詳しくみてみようか。

    ・りんご

    施用タイミング:開花期直前の時期+果実肥大期+果実成熟期=計3回

    アグリ先生

    ー 上の図が本年の開花プロセス、下の図が翌年の開花プロセスだよ。果樹類では2つのプロセスが同時進行している状態なのだけど、基本的には本年の開花プロセスが優先されるんだ。そうなると、どうしても翌年の準備が不十分になってしまい、結果的に隔年結果が起こってしまう。

    上の図のように、りんごの場合は4月頃に本年の開花期に入り、その後の6月中旬から7月中旬頃に本年の果実肥大期に入るよ。そして同時に翌年の花成誘導期が始まるんだ。

    そのため、まずは本年の開花期直前と果実肥大期にテカミンフラワーを散布するのが重要だよ。開花期直前に散布しておくと、開花期での受粉や受精の時に効果を発揮する。果実肥大期においては、果実肥大期中にある肥大停滞期での散布がベストなタイミングだね。

    あみちゃん

    ー 肥大停滞期って何ですか? 果実肥大期の途中にあるの?

    アグリ先生

    ー 肥大停滞期っていうのは、細胞分裂期の後にくる一瞬だけ肥大が緩やかになる期間のことだよ。果実は一般的に着果するとまず細胞分裂期が始まるんだ。果実の細胞がどんどん分裂して細胞の数が増える期間で、果実自体も緩やかに大きくなるよ。この細胞分裂期が終わると、少しの期間、成長が緩やかになる肥大停滞期があって、その後に果実肥大期が始まるんだ。果実肥大期は分裂した細胞が膨張して果実自体が大きくなる期間だね。果物は2段階で成長するんだ。肥大停滞期は、細胞の分裂から膨張に切り替わるタイミングで一度休憩しているような状態だね。

    3回目は、10月〜11月頃に来る本年の果実成熟期の後期だ。この時期は本年の休眠前で、翌年の開花プロセスでいう養分蓄積期になるよ。

    アグリ先生

    ー この時期は本年のプロセスでいうと果実が成熟して、いよいよ収穫が迫っているタイミングだね。同時に、翌年の開花のために休眠の準備を始める時期でもあるんだ。この時期にテカミンフラワーを散布すると、休眠後の開花プロセスに良い効果を発揮する。

    あみちゃん

    ー りんごは本年と翌年の開花プロセスを同時に管理しなきゃいけないんだ。しっかり栄養管理が必要なんだね。

    ・柑橘類

    アグリ先生

    ー 次は、同じように隔年結果が起こりやすい柑橘類をみてみよう。

    施用タイミング:開花する直前の開花期+花芽分化期=計2回

    アグリ先生

    ー 柑橘類の場合、1回目の施用タイミングは花芽分化期から開花期に移る直前の4月下旬〜5月上旬になるよ。

    そして2回目の施用タイミングは、翌年の花芽分化期にあたる10月頃、3回目は本年の収穫後で、翌年の養分蓄積期になる12月頃の散布がベストなタイミングだね。休眠前の養分蓄積期は翌年の開花プロセスにおいて大事な準備期間になるから、テカミンフラワー以外にもアグリフルやアミハートで栄養を補給しておくのもポイントだよ。

    柑橘類は特に隔年結果が起こりやすいから、エネルギー不足にならないように常に気をつけていないといけないよ。

    ・ブドウ

    アグリ先生

    ー 果樹類の最後はブドウを紹介しよう。ブドウの施用タイミングは以下のとおりだよ。

    施用タイミング:開花する直前の開花期+果実肥大期=計2回

    アグリ先生

    ー ブドウの場合、1回目の施用タイミングは開花期の直前にあたる4月〜5月頃だよ。2回目の施用タイミングは、本年の果実肥大期であり翌年の花成誘導期になる7月頃だ。ちょうど花芽が形成され始める時期だね。

    8月〜収穫までの間は、果実が肥大して成熟していくと同時に翌年の開花プロセスのために養分を蓄積する期間となるよ。このタイミングでアグリフルとテカミンマックスを散布しておくことが、翌年の開花プロセスにおいてとても重要になってくるんだ。

    あみちゃん

    ー 開花プロセスが重なっているし、お休みしている間も起きてからも、たくさんエネルギーが必要だもんね。元気な花を毎年咲かせるために、テカミンフラワー以外にもアグリフルやアミハートなどを使ってしっかりと栄養を与えてあげなきゃ。

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    ③果菜類

    アグリ先生

    ー 最後に果菜類だね。ナスやトマト、キュウリといった果菜類の開花プロセスの特徴は、栄養成長と生殖成長が同時進行することだよ。そのため、苗がまだ小さいうちから花芽分化が始まるんだ。

    アグリ先生

    ー たとえば、トマトなら種まき後24〜28日くらい、本葉が2〜3枚展開している頃に第一果房の花芽分化が始まるよ。上の画像をよく見ると、上の方の実はまだ緑色で熟していないのに、下の方にある実は熟して赤くなっているね。

    このように、果菜類は1本の苗の中でも上位と下位とで開花プロセスのステージが異なるんだ。

    さまざまな開花プロセスが同時に進行する仕組みは、果菜類が繁殖するうえで効率的かつ、最大限に成功させるために考えられた果菜類なりの作戦なんだよ。

    あみちゃん

    ー 米やりんごは大きく成長してから一斉に実がなるけど、トマトは成長しながら実がなるもんね。果菜類ならではの仕組みなんだね。

    アグリ先生

    ー 果菜類の施用タイミングは、テカミンフラワーを施用する目的や作物が直面する課題によって変わる。だから植物の生育状況を見極めることがポイントだよ。

    アグリ先生

    ー たとえば、夏の時期で上位に花がつかない場合は、花成誘導がうまくいっていない状態なんだ。この場合は、下位の果実が肥大するタイミングでテカミンフラワーを施用してあげるといいよ。

    他にも、着果不良や果実が肥大しないような症状がある場合は、花房が開花するタイミングで施用してあげると効果的だ。

    あみちゃん

    ー 果菜類は他の決まったタイミングというよりも、植物ごとの状況によるんだね。

    アグリ先生

    ー 最後に、これまでに紹介した作物の施用タイミングを表にまとめたよ。確認しておこう!

    作物ごとの施用タイミングまとめ
    種類 作物名 施用タイミング
    穀物類 1回目:花芽形成の開始時期
    2回目:開花期の直前
    とうもろこし 1回目:花芽形成の開始時期
    2回目:開花期の直前
    秋撒小麦 1回目:分げつ期(花成誘導開始から2〜3週間後)
    2回目:穂ばらみ期
    大豆 開花直前(種蒔き後30〜40日後)
    穀物類 りんご 1回目:開花期の直前
    2回目:果実肥大期
    3回目:果実成熟期
    柑橘類 1回目:開花期の直前
    2回目:花芽分化期
    ブドウ 1回目:開花期の直前
    2回目:果実肥大期
    果菜類 トマト、ナス、キュウリ等 作物の状況により施用
    • 花が付かない場合:下位の花房の開花・果実肥大のタイミング
    • 着果しない、果実が肥大しない:その花房の開花のタイミング

    施用方法や施用量・留意点

    あみちゃん

    ー これまでの解説を聞いていると、作物によって施用タイミングが全然違ったけど、施用方法も変わるんですか?

    アグリ先生

    ー いや、施用方法自体は変わらないよ。テカミンフラワーは葉面散布での施用が推奨されているんだ。一般的にみると、農薬と混ぜ合わせて散布されているね。もちろん、テカミンフラワーだけでの散布でも問題ないけど、他の資材と併用した方がより高い効果を得られるよ。

    葉面散布は土壌散布に比べて栄養成分の吸収率が高いから、植物に与える方法のなかでは、とても効率的なんだ。

    あみちゃん

    ー そうなんですね。ちなみに、どれくらいの量を散布すればいいの?

    アグリ先生

    ー 施用量の目安としては、1反あたり200〜300mlの原液を500倍以上に希釈した量だよ。ただし、ドローンで散布する場合は希釈率を10倍以内に抑えるといいよ。

    注意して欲しいのは農薬と混ぜて施用するときだ。あらかじめ少量ずつ混ぜ合わせてみて、泡が出ないかを確認してから植物に散布するようにしよう。混ぜた後のph値にも注意しておこうね。

    それと留意点としては、テカミンフラワーが花芽の充実に特化したバイオスティミュラントであることだ。

    アグリ先生

    ー テカミンフラワーは植物の開花プロセスを促進させて受粉率を高め、最終的に収量アップに貢献するという役割があるよね。適切な受精をできる限り増やすために、開花プロセス全体をサポートしてくれる頼もしい存在だ。
    ただし、花芽の充実に特化しているがゆえに単独の施用だけでは収量増加や収益性アップに結びつかない可能性もあるんだよ。

    そのため、植物の樹勢を良くする他の資材との併用が重要になるんだ。特にアミハートやアグリフル、テカミンマックス、テクノアミノケルCaBなどとの併用が効果的でおすすめだ。バイオスティミュラント製品にはいろんな種類があるから、目的にあった製品を使うといいね。以下にいくつか紹介しよう。

    基本のバイオスティミュラント:しっかりと樹を作り、植物の健全な成長を促す

    テカミンマックス 樹の上部に作用し強化する資材
    アミハート、アグリフル 樹の下部や根、土壌に作用し強化する

    微量要素供給のバイオスティミュラント:必要に応じて不足している微量要素を効率的に供給

    テクノケルアミノMix
    テクノケルアミノCaB
    ホウ素やモリブデンなど微量要素を供給

    スペシャリティ製品:特定の目的のために戦略的に使うバイオスティミュラント

    テカミンフラワー 花芽の充実や収量増加、開花プロセスのサポート
    テカミンブリックス 作物の糖度アップや果実のサイズアップ

    あみちゃん

    ー 適切な量と他資材との併用が、テカミンフラワーの効果をアップさせるポイントだね。テカミンフラワー以外にもたくさんバイオスティミュラント製品があるから、作物や健康状態に合わせて活用すると良いね。

    気になった方はこちらからチェック

    2.施用事例・成功事例

    活用事例

    あみちゃん

    ー 先生、実際にテカミンフラワーを使って栽培された植物の記録があったらみてみたいです。

    アグリ先生

    ー テカミンフラワーを使った事例が6つあるから、作物別にみてみよう。今回紹介する事例は、テカミンフラワーと農薬を混ぜ合わせて葉面散布した植物の栽培記録だよ。

    ・ブドウの施用事例

    アグリ先生

    ー はじめに、ブルガリアでおこなわれたブドウの栽培事例を紹介しよう。

    アグリ先生

    ー この事例では、テカミンフラワーの他に、開花プロセスの各ステージで必要な他資材も一緒に散布しているよ。

    開花期の直前にテカミンフラワーを1haあたり3L、開花期にはテカミンマックス、熟成前熟成期にはテカミンブリックス、熟成期にはテカミンブリックスとテクノケルアミノCaBを散布している状況だ。

    その結果、うどん粉病になっていたブドウが回復したり、大きいブドウの実がたくさん実ったりと嬉しい成果があらわれたんだ。

    あみちゃん

    ー すごい! ちゃんとテカミンフラワーが開花プロセスをサポートしたおかげだね。

    アグリ先生

    ー それだけではないよ。上の図のデータのとおり、テカミンフラワーを使ったブドウは糖度が2度もアップしたんだ。テカミンフラワーを施用していないコントロール区よりも、甘いブドウができあがったんだよ。

    最終収量も、テカミンフラワーを使っていないブドウ畑よりも27%も増加している。つまり、テカミンフラワーを施用したブドウの方が元気に育ち、甘くて大きい実がたくさん収穫できたということなんだよ。まさに。テカミンフラワーのコンセプトに沿った結果になったんだ。

    あみちゃん

    ー 甘くて大きいブドウがたくさん収穫できるようになったんだね。テカミンフラワーがしっかりと貢献しているね。

    ・大豆の施用事例

    アグリ先生

    ー 次は穀物類の大豆の栽培事例をみてみよう。

    アグリ先生

    ー 今回は北海道での栽培事例で、開花期に1回だけテカミンフラワーを散布して育てられた大豆だよ。施用量は、1haあたり2Lのテカミンフラワーを500倍に希釈して散布しているパターンだ。

    それでは結果をみてみよう。

    アグリ先生

    ー テカミンフラワーを施用していない大豆に比べて、テカミンフラワーを施用した大豆の莢数が18%も増加したよ。上の写真の右側を見てわかるとおり、テカミンフラワーを施用している方が大きく育っているよね。

    アグリ先生

    ー さらに、市場で販売できる規格基準を満たしている粒の重さ(規格品子実重)もテカミンフラワーを使用している方が23%も増加したんだ。つまり、品質のいい大豆がよりたくさんできた、ということを意味しているよ。

    あみちゃん

    ー テカミンフラワーを与えて開花プロセスをサポートすることで、品質のいい大豆が多く収穫できる可能性が高まったんだね。

    ・黒枝豆の施用事例

    アグリ先生

    ー 同じ穀物類だと、黒枝豆の事例もあるよ。

    アグリ先生

    ー 兵庫県で栽培していた黒枝豆にテカミンフラワーを1回、テカミンマックス3回散布して栽培したんだ。すると結果は大豆の事例と同じように、テカミンフラワーとテカミンマックスを施用した方が、黒枝豆の莢数が19%も増えたんだよ。

    アグリ先生

    ー もちろん、品質の良い規格品の収穫率もアップしたよ。テカミンフラワーを施用している方が、2粒や3粒の黒枝豆が多くできたんだ。テカミンフラワーが黒枝豆の開花プロセスをしっかりサポートしたことがよくわかる結果だね。

    あみちゃん

    ー 大豆や枝豆にもちゃんと効果を発揮しているね!

    ・トマトの施用事例

    アグリ先生

    ー さて次は、コスタリカでおこなわれたトマトの栽培事例を紹介しよう。

    アグリ先生

    ー この栽培は、テカミンフラワーやアグリフル、テクノケルシリーズを散布した場合の収量と収益性の比較を目的として試験的におこなわれたんだ。気候は熱帯で、収穫面積は1100ha、テカミンフラワーは開花前に葉面散布している状況だよ。結果的に、しっかりトマトの品質が良くなって収量がアップしたんだ。

    アグリ先生

    ー 上の画像のグラフも表しているように、テカミンフラワーを施用した方は収穫するたびに質の良いトマトの量が増えて、最終的な総重量も増加したんだ。

    さらに、質の良いトマトの収穫量が増えることで、農家の収益性の面でも良い結果をもたらしたんだよ。

    アグリ先生

    ー 上の図のグラフは、栽培時のコストを比較したものだよ。テカミンフラワーを施用した方が、コストが62%も削減できたんだ。つまり、少ないコストで品質のいいトマトがたくさんできたから、農家の収益性が向上したということになるね。

    今回の試験でテカミンフラワーと他の資材を施用することで、コストを削減しながら収量と品質を向上させられることが証明されたんだ。別の試験では、大きいトマトが均一に実ったうえに、成熟が促進されるという結果も発表されているよ。

    あみちゃん

    ー コストを抑えながら質の良いトマトがいっぱい収穫できるなんて、良いことだらけだね。

    トマト栽培にテカミンフラワーを試したい方はこちら

    ・りんごの施用事例

    アグリ先生

    ー 次は、果樹類の施用事例を紹介しよう。今回はブルガリアで実施されたりんごの栽培事例だ。今回も、テカミンフラワー以外の資材も併用して散布しているよ。

    アグリ先生

    ー 花芽が膨らみ始める時期から花弁が球状になる時期にかけて、テカミンフラワーを8回に分けて葉面散布をしたんだ。

    ー すると結果はもちろん、りんごの収量が増加する結果となったよ。最終的には20%以上も収穫量が増加したんだ。1haあたりだと300kgくらい多くりんごが実って収穫できたことになるよ。

    他の資材とも併用したことで植物がエネルギー不足にならずにいられたこと、おかげでテカミンフラワーの機能がより効果的に働いたことが導いた結果だね。

    あみちゃん

    ー 他の資材と組み合わせた時のテカミンフラワーの効果は抜群だね!

    ・いちごの施用事例

    アグリ先生

    ー 最後に、いちごの栽培事例を紹介するね。

    アグリ先生

    ー 今回のいちごの栽培は、メキシコでおこなわれたんだ。施用量とタイミングとしては、栽培期間を通じて定期的にテカミンフラワーを計24回散布してみたんだ。すると、いちごはどうなったと思う?

    アグリ先生

    ー なんと、テカミンフラワーを施用したいちごの方が、43.9%もいちごの収量が増加したんだ。もちろん、これまでの栽培事例と同じように収量増加にともなって収益性もアップしたよ。

    テカミンフラワーや他の資材の施用が収量増加に有効だということが、いちごの栽培事例でも証明されたんだ。

    あみちゃん

    ー テカミンフラワーを使うことで、いろんな作物の収量が増加するんだね。どの作物にもちゃんと結果が出るなんて、テカミンフラワーって本当にすごいね!

    アグリ先生

    ー テカミンフラワーが開花プロセスのサポートに特化しているバイオスティミュラントだからこそ、このような結果が得られたんだ。

    最後に、あらためてテカミンフラワーの効果をおさらいしておこう。

    テカミンフラワーの施用で得られる効果は、果実の収量増加だよ。
    具体的には、次のような効果が期待できるよ。

    アグリ先生

    ー まずは果実数の増加だ。テカミンフラワーの成分は開花プロセスの各ステージにおいて、花数を増やすとともに、花数が減る原因となる問題を防いでくれるよ。せっかく花数が増えてもストレスや栄養不足が要因になって花数が減ってしまう可能性があるけど、テカミンフラワーはどちらの要因に対しても効果的に働くから、最終的に果実数が増える結果となるんだ。

    果実の品質向上については、テカミンフラワーによる適切なサポートによるものだね。花芽形成から着果までの開花プロセスの各ステージを、健全な状態になるようにサポートしてくれるから、質の良い果実ができあがるんだ。

    果実数の増加と品質向上のどちらも、テカミンフラワーを施用するからこそ得られる効果だね。

    あみちゃん

    ー テカミンフラワーって開花のスペシャルサポーターだね。いつかテカミンフラワーを使って、大きな畑で野菜や果物をたくさん育ててみたいなあ。

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    3、まとめ

    これまで全4回にわたり、テカミンフラワーがどのような製品なのかを詳しく解説してきました。

    テカミンフラワーは、植物の開花プロセスをサポートするバイオスティミュラントです。モリブデンやホウ素、リン酸といった開花プロセスに重要な成分をはじめ、植物の成長促進や品質向上に効果的な栄養素が豊富に配合されています。

    それにより、開花プロセスの各ステージにおいて重要な役割を果たし、花数や果実の収量増加を期待できます。また、他の農業資材と組み合わせて施用すると、テカミンフラワーの効果がより高まります。

    なお、施用する際は適切な施用量と施用方法を守ることが大切です。特に施用タイミングついては、植物ごとに推奨されるタイミングが異なります。ぜひこの記事を参考にテカミンフラワーの活用をご検討ください。

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    【ゼロからわかるテカミンフラワーその1~3のリンクはこちら ↓ 】

    ゼロからわかるテカミンフラワー その1(全4回)

    ゼロからわかるテカミンフラワー  その2(全4回)

    ゼロからわかるテカミンフラワー その3(全4回)

     

     

     

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