【プロ農家向け】ビオラの栽培方法とおすすめ肥料・農業資材

施用方法 更新日:

 「花持ちのよいビオラに育て上げるにはどうしたらいい?」

「病害虫の被害を避ける方法が知りたい」

「ビオラ栽培をサポートしてくれる農業資材はないかな?」

このようなお悩みを抱えていませんか?ビオラは播種してから花が終わるまで、栽培期間が1年近くあります。花持ちを良くするためには、播種時から温度管理を徹底するなど手間をかけることが求められます。また、病害虫の被害を食い止めるための対策も必要です。

そこで、本記事では「ビオラの栽培方法や注意点」「おすすめの農業資材」について解説します。ビオラの生育をサポートし、効率よく商品価値の高い植物に育て上げるためのバイオスティミュラントも紹介しているので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

 【本記事で紹介のバイオスティミュラント】

早根早起 アミハートアジフォルアミノガード701
アジフォルアミノガード544 テカミンマックス テカミンフラワー

目次

    ビオラ栽培の時期・栽培暦

    ビオラは開花期間が長いのが特徴で、春を代表する花卉の1つです。播種は8月中旬から9月下旬頃までに行うのが一般的で、気温が大きく下がらなければ10月以降でも可能です。播種時期が遅いほど、開花期も遅くなります。

    ビオラと見た目がよく似た花卉にパンジーがあり、学術的な品種は同じです。しかし、園芸の分野においてビオラとパンジーは花の大きさで区別されます。花が大きいのがパンジー、小さいのがビオラです。

    ビオラの栽培方法

     ビオラ栽培は、大きく以下の4つの段階に分けて行います。

    • 播種
    • 仮植
    • 定植
    • 開花

    商品価値の高いビオラに育て上げるためには、播種した時から生育環境に注意する必要があります。ここでは、各ステップのポイントについて詳しく解説します。

    ①播種

    ビオラの発芽適温は20℃前後で、播種ができる時期は8月中旬〜9月下旬です。8月中旬〜9月上旬に播種すると、11月頃から開花して長期間花を楽しめます。しかし播種時期が高温期にあたるため、冷房の効いた部屋で発芽させるなどの暑さ対策が必須です。

    播種に最も適しているのが、彼岸頃の9月下旬です。この時期に播種すると病気の発生はほとんどみられず、年末頃から開花が始まります。発芽を揃えるためには、播種する1ヶ月前から冷蔵庫で保管しておくとよいでしょう。

    ②仮植

    播き床に芽が出ると、朝夕の日光に当てるために苗を外に出します。苗を外に出す際は、強風に当たらないよう注意しましょう。水やりは土の表面が乾いた際にジョウロを使ってそっと行い、過湿にならないよう配慮が必要です。

    本葉が出始めたら液体肥料を与え始め、本葉が2〜3枚になった頃に6号ポットに移植します。移植の際には苗を傷めないよう、腰のやわらかいピンセットや箸を使うとよいでしょう。

    苗の根を切らないように少し深めに播き床を掘り、ポットに1本ずつ移植します。夏の時期は高温や強い日差しから守るため、仮植え後に寒冷紗を張るのがおすすめです。

    ③定植

    ポット全体に根がまわり本葉が6〜8枚になった頃、日のよく当たる水はけのよい場所を選んで定植を行います。定植時の株と株の間の目安は20〜30cmです。

    ビオラは弱酸性の土壌を好むため、土壌が強酸性に傾いている場合には石灰肥料などで土壌酸度の矯正が必要です。1㎡あたりの施肥料の目安は、以下のとおりです。

     

    定植時に苗の根鉢が固まっている場合には、根をほぐしてから植え付けます。深植えすると酸欠状態になる恐れがあるので、苗の子葉が地上に出るよう注意しながら植え付け作業を行いましょう。

    ④開花

    開花後は花を長持ちさせるため、りん酸や加里が含まれている配合肥料を追肥として与える必要があります。冬期に霜が降りるところでは、霜よけのために不織布をかけるとよいでしょう。

    花期が長いビオラは、葉柄が伸びやすく倒伏しやすいため、伸びすぎた葉は根からひねるようにして摘み取る必要があります。また病害の発生を避けるため、花がしおれたら花殻をこまめに除去することが大切です。

    プロ農家向けビオラ栽培のおすすめ肥料・農業資材

    ビオラは開花してからの期間が半年以上あるため、うまく育てることで長期間花を楽しめます。

    元気なビオラを長持ちさせるためには、肥料や農業資材の選定が大切です。ここでは、ビオラ栽培をサポートしてくれるバイオスティミュラントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

    早根早起®「根張りのよい丈夫な苗に育て上げる」

    早根早起

    [効果]

    早根早起®は育苗や苗の活着促進に有効な液体肥料です。早根早起®には以下の成分が含まれており、徒長しない丈夫な苗の育成が可能です。

    • 核酸
    • キレート鉄
    • 窒素
    • リン酸
    • カリ

    発根や根の伸長を促進する核酸や、光合成に必須の成分である鉄がビオラの丈夫な地下部の形成に貢献します。また、窒素・リン酸・カリをバランスよく配合しているため、植物体内のC/N比の改善も期待できます。

    [施用事例]

    早根早起®を用いた事例として、パンジーへの施用結果を紹介します。パンジーを移植する2週間前と移植直後に、早根早起®を灌水施用した時の結果が以下の写真です。

    未施用時(写真左)と比べると、施用時(写真右)の方が株一つひとつが大きくなるという結果となりました。パンジーの根張りがよくなったことで、養分吸収効率が上がったと予測できます。

    [使用方法]

    水で200〜500倍に希釈した液体を、作物の生育段階における以下のタイミングで施用します。

    早根早起®の使用にあたっては、以下の点に注意が必要です。

    • 希釈液がジョウロや散水器などの内部に残留しないよう使用後は洗い流す
    • 使用する機器の目が細かい場合、目詰まり防止のためのフィルターを取り付ける
    • アルカリ性資材や農薬との混用は避ける
    • 希釈液はその日のうち使い切る

    >>早根早起®の詳細はこちら

    アミハート®「丈夫な根の生育に」

    アミハート

    [効果]

    ビオラの発根を促進させるのであれば、アミハート®がおすすめです。アミハート®は単分子の核酸を豊富に含んでおり、単分子であるため吸収の良さが特徴です。

    アミハート®に含まれる上記成分の作用によって、以下のような効果が期待できます。

    • 根はりを良くする
    • 成り疲れを予防する
    • 葉色を良くし作物の生育を促進する

    [施用事例]

    アミハート®はさまざまな作物で施用が可能です。ここでは、トルコキキョウでの施用事例を紹介します。アミハート®の500倍希釈液を2週間に1回灌水施用した際、慣行区とアミハート®️区を比較したのが以下の写真です。

     

     アミハート®️を施用することで、慣行区よりも鮮やかな葉色となり根張りが良くなっていることが分かります。また、草丈が慣行区よりも長くなる結果となりました。

    [使用方法]

     施用する際は、育苗期・定植前後であれば水で500倍に希釈します。定植~収穫前であれば

    潅注施用は3~5L/10a、葉面散布は500倍で施用します。

    アミハート®️の使用にあたっては、以下の点に注意が必要です。

    • 希釈時によく攪拌し、溶解してから使用する
    • 孔径0.2mm以下の灌水チューブを使用する際は、フィルターを通す
    • 希釈した液は保存せずに、その日のうちに使い切る

    >>アミハート®の詳細はこちら

    Tecamin Max「天候に左右されずにビオラの生育をよくする」

    テカミンマックス

    [効果]

    ビオラを天候に左右されずに育て上げるためには、Tecamin Maxがおすすめです。Tecamin Maxには、各種アミノ酸が豊富に含まれているのが特徴です。なかでも植物のタンパク質合成に大きくかかわるグルタミン酸が、樹勢回復や維持に大きく貢献します。

    光合成能力が低下したときでも、Tecamin Maxに含まれるアミノ酸が作物の細胞壁から速やかに吸収されることで生育の促進が可能です。

    [施用事例]

    Tecamin Maxの施用により、キュウリにおいて樹勢が維持されて、良い影響が与えられた事例を紹介します。防除時に当社従来品を200ml/10aに希釈して複数回葉面散布した際の結果は、以下の写真のとおりです。

    慣行区とグルハートプラス(従来品)区を比較すると、後者の方が樹勢を維持したまま、生育終盤においても秀品率が高いキュウリを収穫できました。

    [使用方法]

    果菜類の場合は、Tecamin Maxを定植後から収穫前にかけて、10aあたり200〜300mlを500~1000倍に希釈した溶剤を葉面散布します。施用回数の目安は月に2〜4回です。

    Tecamin Maxの使用にあたっては、以下の点に注意が必要です。

    • 生育具合に合わせて施用量や回数、希釈倍率を調整する
    • ミネラルの多い資材と併用する際は沈澱が生じないか確認する
    • 高温時には使用せず、使用前にはよく振る
    • 希釈液はその日のうちに使い切ってしまう

    >>Tecamin Maxの詳細はこちら

    アジフォル®アミノガード®「植物を元気にするバイオスティミュラント

     

    アジフォルアミノガード701
    アジフォルアミノガード544

    [効果]

    ビオラを元気にするには、アジフォル®アミノガード®がおすすめです。アジフォル®アミノガード®は、以下の成分を含んだバイオスティミュラントです。

    • 高濃度アミノ酸
    • 銅、亜鉛などのミネラル

    植物が根からの栄養吸収が十分でないと感じたときや、アミノ酸やミネラルを補給したいときに最適です。農薬と混用でき、効率的な葉面散布を可能としています。暑さに弱い植物に対してアジフォル®アミノガードを施用することで、暑熱期の苗質の維持にも貢献します。

    [施用事例]

    アジフォル®アミノガード®の効果を説明するため、リンドウへの施用事例を紹介します。アジフォル®アミノガード®701を葉面に3回に分けて施用した結果が、以下の写真です。

     

    アジフォル®アミノガード®の施用によって、リンドウの地上部の生育が良くなりました。未施用時に比べて、植物体がしっかりとし葉色も緑が濃くなっているのが分かります。

    [使用方法]

    アジフォル® アミノガード®の使用量は10a当たり希釈液100ℓが目安です。水で1,000倍程度に希釈(葉物野菜に対して使用する場合には2000倍以上)して施用します。

    アジフォル® アミノガード®の施用回数は7〜10日に1回です。植物の生育具合に応じて回数は増減してください。使用に際しては、以下の点に注意が必要です。

    • 希釈液はその日のうちに使い切る
    • よく混ぜてから使用する
    • 使用後は噴霧器などに希釈液が残らないように洗い流す
    • 目詰まりしやすい噴霧器などを使用する場合にはフィルターを装着する
    • 使用しないときは冷暗所に保管する
    • 「石灰硫黄合剤」などのアルカリ性資材やその他の農薬とは混合しない

    >>アジフォル®アミノガード®の詳細はこちら

    Tecamin Flower「高温時のストレスによる落花を抑え、植物の着果を促す」

    テカミンフラワー

    [効果]

     植物の生育ステージは、大きく栄養成長期と生殖成長期に分けられます。生殖成長期には開花と果実の成熟が起こりますが、Tecamin Flowerを施用することで生殖成長への切り替えを促し、着果を高めることができます。

    これは、Tecamin Flowerに含まれる遊離アミノ酸やリン酸・ホウ素・モリブデンなどの成分が、花芽の充実や着果向上に貢献するためです。

    [施用事例]

     トマトにTecamin Flowerを施用した事例を紹介します。10aあたり300mlを希釈した葉面散布剤を、トマトの開花初期とその21日経過後の2回散布しました。その結果は、以下の写真のとおりです。

    慣行区とTecamin Flower区を比較すると、後者の方がトマトの着果数が5%アップし、収量にも増加がみられました。

    [使用方法]

    Tecamin Flowerは果菜類の場合、着蕾期に10aあたり200〜300mlを500〜1000倍に希釈した溶剤を葉面に散布します。施用回数の目安は1〜2回です。

    Tecamin Flowerの使用にあたっては、以下の点に注意しましょう。

    • 酸性資材のため、アルカリ性の資材と混用する際は少量から試してみる
    • ミネラルの多い資材と併用する際には沈澱が生じないか確認する
    • 高温時には使用せず、使用前にはよく振る
    • 希釈液はその日のうちに使い切ってしまう

    >>Tecamin Flowerの詳細はこちら

    植物の肥料・農業資材でお悩みの農家様へ

    味の素ヘルシーサプライ(株)は長年のアミノ酸や核酸の研究を元に、生産者様のお悩みを解決できるバイオスティミュラントを提供しています。今回紹介した商品以外にも、植物栽培をサポートする商品を多く取り扱っています。

    バイオスティミュラントは、ビオラなどの花卉以外の植物にも施用できるため、農作物などに活用することで安定的な収量確保につながるでしょう。味の素ヘルシーサプライ(株)のバイオスティミュラントを、ぜひ一度お試しください。

    >>製品・サービス一覧

    ビオラ栽培のまとめ

    ビオラの栽培スケジュールや流れ、おすすめの肥料・農業資材について解説しました。ビオラは開花期が長いため、長期間に渡って楽しめる花卉類の1つです。

    ビオラの花を長持ちさせるためには手間はかかりますが、バイオスティミュラントを活用することで効率的に花持ちを良くできるようになります。

    味の素ヘルシーサプライ(株)の商品の1つであるバイオスティミュラントを通じて、多くの生産者の方々に喜んでいただいております。商品価値の高いビオラに育て上げるために、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

     

    0件のコメント

    コメントを書く

    コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。

    関連コラム

    関連商品

    お問い合わせ

    AgriTecno-Japanロゴ

    味の素グループアミノ酸肥料オンライン販売

    お問い合わせフォームへ
    LINEお友達追加バナー LINEお友達追加バナー